· 

上達するための5つのコツ・その1『量質転化』

前回は『楽しむ』ということについてお伝えしました。

 

今日からいよいよ、5つのコツについてお伝えしていきます。

 

その1は『量質転化』

 

 

『量質転化』とは、

 

 

"量"の積み重ねによって

ある時"質"が変化する

 

という考え方です。

 

 

テレビでもおなじみの齋藤孝先生が

著書の中で繰り返し紹介していらっしゃいます。

 

例えば野球のピッチャーが、

色んな球種を1000回投げるのと、

ストレートだけを1000回投げるのとでは

どちらが確実に技術が身に付くでしょうか。

 

答えは後者です。

 

 

ひとつの課題に絞って丁寧に練習すると、

「型」が体のすみずみまで自然と身に付くので

応用も容易になるそうです。

 

 

このことをマクラメに置きかえてみると

 

一度完成できた作品でも、

同じものを何度も作って練習すると、

難しい作品もこなせるようになる

 

ということだと思います。

 

生徒様を見ていても、

何個も復習されている方は、

圧倒的に上達が早いです。

 

 

でも、正直なところ

同じものを何回も作るのは飽きちゃう…^^;

 

という方も多いかもしれませんね。

 

 

上達、という意味では

同じものを繰り返し作ることがとても有効ですが、

 

一時的なマイブームでストイックに練習しても、

 

辛くなって続かなければ忘れていきます。

 

 

ここで初めのキーワード、

『楽しむ』が

大事になってきます。

 

同じものを何個も作るのはあまり得意じゃなくても、

楽しく自分のペースで続けることで上達します。

 

継続は力なりです!

 

 

量をこなす力と

継続する力

 

 

両方の素質があれば無敵ですが、

なかなかそうはいかないです。

 

にんげんだもの(笑)

 

 

HANNAHマクラメ教室のオリジナル教材*はなかり*は、

 

一度レッスンで教わった作品は、

次からは材料キットだけを購入できるので、

色違いで何個も作れて量の練習ができます。

 

また、同じ結び方でも

デザイン違いの作品を作ることで

飽きずに続けられます。

 

 

楽しみながら続けるうちに

いつの間にか上達できたら理想的ですね